人が何に魅かれるのかを問い続けると見えてくるものがある。。
自分の身近な半径5M以内の人達、普段から仲良く交流している人達、SNSで良く交流している人達に「今、遠隔ヒーリングを習得中なのだけどお試しで受けてみない?」的なトークをすると、まずやんわりとお断りをされます。
全く興味がなさそうな人ではなくて、ある程度無形世界の出来事に理解のある人に言っているにも関わらずです。これは生命保険会社に転職した途端に、なんとなく友達が疎遠になっていくのと似ていますね。(生保の営業をしたことはないですが)
生命保険やネットワーク販売に関しては、ズバリ必要がないものを買うことに対する抵抗感から拒絶をされるのですが、ヒーリングに関しては、今現在のお悩みを抱えている健康上の課題や心の問題にアプローチしますし、思いもよらない副次的な効果も降ってきたりするので、純粋にハッピーにしかならないはずなのですが、これが立場が違えば見方が違うというものなのでしょう。
何かの動画で、ネットワークの営業をかけられた人の切り返しトークで、「著しく個人のブランディングを棄損する」とおっしゃっていましたが、これは本当に正鵠を得た回答です。
個人の社会的なブランディングがどの位置にあるかによって、参加した方がメリットが出る場合と出ない場合があるので、自分が社会的にどうような認知がされているのか世阿弥の離見の見で、自己を俯瞰して見る必要があります。
正直な話、ネットワーカーもヒーラーも宗教指導者も、芸能人的な気質や映えを持っている人が成功しやすいと思っています。何をやっているかではなく、その人自身に魅かれるという世界です。
わかりやすい例では、巨人は嫌いだけど長島監督は好きという世界です。
私の場合には、社会的な信用を大切にした方が強みを生かしやすい星を持っているので、自己の築き上げた社会的認知(ブランディング)に直接的にヒーリングをくっつけてもうまくいかないだろうなと感じています。
とは言え、不確かで信用がない商材?であったとしても、これを世に広めたい、一人でも多くの人に恩恵を及ぼしたいと思ったときにどうすれば良いか?。。。。
ヒントとなるのがずばりiPhoneです。
人々は何故?iPhoneを購入するのか。。。を良く検証すれば見えてくるものがあります。アップル製品は以前より感性マーケティングというか、製品そのもののスペックを訴えるというよりは、アップル製品を使っているハイセンスな自分をイメージさせて、”欲しい!”という情動を喚起させていると思われます。
前提としてスペックが良いのは当たり前で、そこは訴えない!ここが大事です。iphoneを手にすることによって”何かがはじまる。。何か自分の生活が変わるんじゃないか”という天啓を与えてくるのです。
ということを踏まえれば、ヒーリングそのものの説明を詳しくするのもいいのですが、そこがポイントではないということを理解した上でマーケティングを組む必要があります。
スペックでは人の心は動きません。。
社会的信用を得られていない事物に対して、それを飛び越えて人々の欲求を喚起するものは何か?ということを考えてみたいと思います。
今日は結構大事な話をしました。この記事を読むことができた人は幸運です。