ミッドライフ・クライシスからの本質探訪録

メディカルヒーリング練習記改め

在り方で世界に感化を与えていきたい。。。

人間というものは自分の弱点や人より劣ってるところにばかり目が行き、弱点を克服して人並み以上になりたい隠された欲求があるようです。少年ジャンプの主人公達も劣等生が努力と根性で勝ち上がってくるストーリーが普遍的に人を引きつけます。

人間の脳は瞬間的にストーリー性に魅かれるらしく、マーケティングの世界でもストーリー思考ということが言われています。

かように弱点克服のストーリーは自身を奮い立たせる力と成り得るのですが、残念ながら努力の量に比較して得られた成果は少ないという事が多いのではないでしょうか?

そこで”弱み”ではなく”強み”ということを探っていく事がポイントになってくるのですが、私が自覚している”強み”の一つに”声で人に感化を与える”という強みがあります。

基本的に強みは自分では自覚しづらいのですが、過去に何気なく人から誉められた事にヒントがあることが多いようです。

私の場合には、「声がいいね。」とは中学生くらいのときから言われていた気がするのですが、何しろ歌を歌うときに音程がとりづらい質なので(結構はずしてました)学生の頃は相当バカにされて、もう人前で歌うのはやめようと思ったのですが、その後も何かの折に「声がいいね」と指摘を受けることは続きました。

会社の仕事でセミナー講師を何度かやったことがあるのですが、普段はどちらかと言うとあまり仲のよろしくない取引先の人から「私アサカズさんの声が好きなんですよ」と何気なく言われた事があります。

そういう事が積み重なるとだんだんと強みである自分の声に意識が向いてきて「なにか声を生かせることはないものか?」と思うようになり朗読検定を取ったりしました。

最近は丹田発声を意識して練習していることもあり、より人に感化を与えやすい発声の在り方に近づいているのではないかと思います。

私のヒーリングの形は、この発声によって人を癒す。。何等かの天啓を与えることにあるのではないかと思っています。

考えてみればお坊さんの読経もそういう世界かもしれませんね。

自身の強みに根差した在り様は使命とつながると感じるこの頃です。