ミッドライフ・クライシスからの本質探訪録

メディカルヒーリング練習記改め

私にもできることがあった。。。

今更ながらなのですが、ベルセルクにハマっています。随分前に漫画で読んだときは、見たこともないような表現についていけなくて(グロイと感じてしまった)ちょっとついていけなかったのですが、今このタイミングで見たら「共感しまくっています」

主人公ガッツは現世(うしつよ)と幽界(かくりょ)の狭間に置かれ、現実世界の敵と夜になったらやってくる魑魅魍魎との戦いの日々。。。これで肉体や精神が参らないわけがありません。

berserk.fan.coocan.jp

このガッツが辿ってきた道にわが身をなぞらえてしまう人は多いと思います。私も本来的には”健康”なはずなのですが(一応、健康診断ではほぼオールA)ヒーラーの人に見てもらうと全身ボロボロです。(ガッツもボロボロ)

私も過去の人生の旅路が不可避的に戦いを避けて通れませんでした、街中でのストリートファイトというよりはサイコバトルという感じなのですが、この体験が私の”氣”を練り上げてくれたと思っています。

そういうわけで「ガッツ」に感情移入しまくりなのですが、この漫画の登場人物の一人である「ファルネーゼ」にも共感できるものがあります。

彼女も名家の出身でありながら、その破天荒さで疎まれ家を出され、教条主義的な信仰を持つに至るも、全てを失ってからはガッツ一行に拾われ旅を共にするようになります。「頼むから何もしないでくれ」というくらいに足手まとい感ありましたが、やがてヒーラーとしての才能を開花させていきます。そのシーンがこちら。。

 

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「あぁ世界はこうだったのだ。。。」

この一言はなかなかに含蓄があります。私もヒーラーの真似事をやっているような段階なのですが、実際に目の前にいない人を遠隔で癒すということを体験すると、「現実ってこうだったんだ。。」と思え、今まで漫画の世界での話と思っていた事と現実との境界が無くなるような感覚を覚えています。

「私にもできることがあった。。。」

私自身も、”自分に向いていないことを我慢してやって疎まれながらも給料を頂く”ということを結構やってきて(今もそうか)身の置き場のない日々を送ってきましたが、ヒーリングという行為に存在価値を見出す体験を重ねていきたいと感じます。

そのためには日々練習ですね。